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Taipei Cycle(台北ショー) 2025 レポート
イベントの感想まとめです。
まとめ
一年ぶりの台湾&台北ショーでしたが、今回もやっぱり楽しかったです。やっぱり知らない自転車パーツを色々と見ることは刺激になります。
全体的な印象
私の興味の問題でe-bikeに関するブースはほとんど取り上げませんでしたが、実際にはe-bikeに関する展示はかなり多いです。これは2017年に私が初参加した時から同じで、諸外国ではe-bikeに関する関心が高いようです。日本では規制でガチガチなので全然普及していませんが。

その影響もあり、ライトの展示もe-bike用が大半。体感ではライト展示の7割はe-bike用。バッテリーライトは3割程度でした。ハブダイナモ用ライトに至ってはSupernovaくらいしか出してなかった気がします。ライトマニア的にはもっと色々なバッテリーライトが見たいのですが、これも時代の流れでしょうか。

フレームに関しては、e-bikeよりもやはり普通のロードバイク強し。こちらはライトとは割合が逆で7割くらいは人力の自転車だったはず。

ロード用ホイールは「猫も杓子もカーボンスポーク」と言った印象。一年前はこんなになかったと思います。新興メーカーだけでなく、様子を見ていた古参メーカー(VISION等)もカーボンスポークのホイールを出し始めていました。

そうした影響なのか、台北ショー公式ガイドの裏表紙は、現在カーボンスポークで世界トップクラスのシェアを誇るVONOAの広告。それだけ売れているということでしょう。

ポンプに関しては、電動ポンプを出すメーカーが増えましたね。次期スタンダードとなるのは間違い無さそうです。

その一方、サイコン関連の展示がほとんどなかったのも印象的でした。e-bike用のサイコンはそれなりにありましたが、スタンドアローンのサイコンはBryton・Garmin・iGPSPORTと、写真のBIONくらい。例年、聞いたことのないサイコンを色々見かけて楽しかったのですが……もうレッドオーシャンなんでしょうか?
次回の台北ショーがどのようになるのか、今から楽しみです。
次回参加に向けて
前回と全く同じ内容ですが、「もう少しこういう場で話せる語学力が欲しい」ですね。

パーツの説明を聞きたくても、翻訳アプリを通さないと聞けないのがもどかしい。やっぱり言葉で意思疎通したいですね。
台北ショーに限れば英語か中国語ですが、汎用性を考えると英語なのでしょう。英会話がある程度出来ないと、「自分はビジネス客じゃないんです」という事も伝えられませんので。
とりあえずDuolingoでもやりますか……。
余談

昨年、台北ショーの会場の隣で工事していた「ららぽーと 台湾南港」がオープンしていました。

せっかくなので行ってみたのですが、ものすごい混雑でびっくり。後で調べたら、オープンしてから一週間しか経っていなかったようで。オープン後、初の週末ということもあって台北の人たちが詰めかけたようです。

一応、「日本式」を全面に押し出しているようで、日本のブランドばかりでした。ジュンク堂書店もあり、日本の漫画などが多く揃っています。

正直、台北ショーの会場はあまり美味しい食べ物がないので、ららぽーとのフードコートに期待しています。今回はあまりに混んでいたので諦めましたが、次回来る時には少しは空いているでしょう。
著者情報
年齢: 40歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。
