DURO HAUS「TPUサドルバッグ」購入

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DURO HAUSのサドルバッグを購入しました。容量2L、防水サドルバッグです。

目次

購入まで

まずは購入までの流れを書いていきます。

初見はスポーツバイクデモ

2025年11月、味の素スタジアム「あじペン広場」で行われたワイズロードのイベント「スポーツバイクデモ」に行きました。

いくつものブースが出展していましたが、NCDのブースで一つのバッグが目に留まりました。

これは良さそうなサドルバッグ。2Lで150g前後、しかも防水仕様。「DURO HAUS」というブランド名で2026年春に発売予定とのこと。

こちらは有名ブランドのフロントバッグやサドルバッグのOEMを手掛ける台湾の工場に生産を依頼しているそうで、クオリティは高そう。立体のバッグを綺麗に作るのは難しいのですが、私の目では十分な品質に見えました。

ずっと愛用していたこちらの旧オルトリーブのサドルバッグM。実は太ももと若干擦れる先端部分に摩擦で穴が空き、防水性能が失われていました。後続品は出ているものの、どうもロールアップの仕方が好みではありません。

オルトリーブのサドルバッグMは、容量1.3Lで重量195g。今回のDURO HAUSのサドルバッグは十分に代替品になりそうです。ただ、実は「オルトリーブのサドルバッグMの後継者探し」はこれまでに何度も失敗しています。果たして今回は……?

発売直後に購入

2026年4月になり、予告通りDURO HAUSのバッグが発売されました。発売されたのは以下の3種のバッグです。

  • サドルバッグ
  • トップチューブバッグ
  • サイクルウォレット

カラーは共通で、「トゥルーブラック」「クワイエットデューン」「ノマドグリーン」の3種類。

私は、気になっていたサドルバッグのトゥルーブラックを注文しました。

ちょうどバッグが届くのがサイクルモードの日。サイクルモードにはNCDも出展していたので、このブランドを企画した方にもお話を聞くことが出来ました。なかなか価格を抑えるのが大変だったようです。

サイクルモードから帰宅するとバッグが届いていました。正式名称は「Edge Seatbag -Roll」なんですね。

DURO HAUS「TPUサドルバッグ」

DURO HAUS「TPUサドルバッグ」のファーストインプレッションです。

用途としては普段の週末ライド、300km以下のブルベを想定しています。比較対象は、オルトリーブ「サドルバッグM(旧モデル)」です。

パッケージ

価格は5940円と安いですが、立派な箱に入ってきます。

メッセージカードも入っています。DURO HAUSの名前の由来も。

重量

実測117g。公称125gなので、少し軽めな個体が手元に来たようです。

容量2リットルでこの重量はかなり軽い。かといって、あまり攻めた作りには見えないのが凄い所。生地にしっかりコシがあって頼りなさがありません。

各部詳細

バッグの細かい部分を見ていきます。

生地は600D TPU(メーカー表記)。生地と生地の繋ぎ目は恐らく溶着。縫っていないので、防水性が高いのが特徴です。

バックル。どこ製のものかは分かりませんが、操作性や固定力は良好です。

ロゴは反射材になっています。

内部はこんな感じ。補強のプレートが入ってるように見えますが、特に何も入っていません。

容量

公称容量は2リットル。

レインウェア上下とシューズカバーを入れたらギリギリ。輪行袋&エンド金具とパンク修理セットを入れるには丁度いいサイズでしょうか。横幅がないので、ウェア系は少し縦に潰してから入れる必要があります。

400km以上のブルベには少し容量が小さいですが、300km以下のブルベならこれで十分足りそうです。

取り付け

いわゆるロールアップ式のサドルバッグであり、シートポストとサドルレールにストラップで固定します。

固定できました。ベルクロはしっかり引っ張って、サドルの裏面と、シートポストに密着させるのが安定させるコツです。

骨組みらしいものは一切入っていないので、内部に荷物をしっかり詰めて骨組みの代わりにしてやる必要があります。ただ、サイズが小さく生地にもコシはあるので、骨組みがない割にかなり安定しています。

この安定感はこのサイズだからこそ。同じ素材のままサイズを大きくしたら、ふにゃふにゃで形を保てないと思います。モノって大きくなると剛性は低下するので。狙ってこのサイズと硬さに仕上げてきているはずです。

実走

実際にサドルバッグを取り付けて走ってみました。

驚いたのは、太ももに全く当たらないことです。しばらく走っていたら存在を忘れていたほど。

シートポストとの接触面がかなり細く絞り込まれていて、太ももと擦れにくくなっているわけですね。足が太く、さらに内股気味で漕ぐ私にとってはありがたい。

また、この接触面がシートポストに巻き付くような形で固定され、左右に動きにくくなっています。エアロシートポストの場合には分かりませんが、27.2mmの丸シートポストだとかなり安定するはず。

NCDの方曰く、「接触面はグリップの良い生地を使っているので、シートポストに傷を付けたくない場合は保護テープを貼ったほうが良いかも」と言ってました。私は↓のテープを貼ってます。

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実はこれまで私はこの手の「2リットルクラス」のサドルバッグを色々試してきました。以下にサマリを示します。

製品名重量容量
BTWIN「防水サドルバッグ」112g2.5L
LIBIQ「オールウェザーロール防水サドルバッグ」148g1.5L
mont-bell「ドライサドルバッグ M」126g2.0L

どれも、オルトリーブ「サドルバッグM」の後継品を探して買ったものですが、全て同じ理由で使わなくなりました。

理由はコレ。シートポストとの接触面が横に広いんです。すなわち、シートポストのすぐ後ろに壁がある状態になります。内股気味に漕ぐ私はペダリングのたびに太ももの裏に当たってストレスでした。

オルトリーブの場合は約1cmのスペーサーが入りますが、これがあるのとないのとでは大違い。

DURO HAUSのサドルバッグはスペーサーがあるわけではありませんが、先端をかなり絞ることで太ももと接触しない工夫をしています。

このバッグを企画したNCDの方もブルベを走られる実走派。「分かってる」人が作っただけのことはありますね。

防水性

バッグの中に水を注ぎ込んでみましたが、全く漏れてきませんでした。生地と溶着部の防水性はかなり高そうです。

実走時の雨天性能は、ロールアップ部の処理にも左右されるので、今後の実走で確認していきます。

まとめ

DURO HAUS「TPUサドルバッグ」のファーストインプレッションでした。

驚きました。このサドルバッグはブランドとしての1作目のはずですが、非常に完成度が高いです。普通は一作目って何か致命的に駄目なポイントが有ることが多いんですが、今回はそういったポイントが見当たらない。

重量は軽く、取り付けは安定していて、太ももにも擦りにくい。おまけに防水です。言うことがありません。

何故なんだろうと思いましたが、こちらの記事を見て合点がいきました。プロデュースしたNCDの方のブルベ経験に加えて、ワイズロードの名物スタッフ・大元さんが意見を出してたんですね。彼も経験豊富なサイクリストなので、実用性を大きく引き上げてくれたことでしょう。

今後のライドでは、このサドルバッグをレギュラーメンバーとして使っていこうと思っています。

著者情報

年齢: 41歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。
# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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