2024年の人気記事 BEST5

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2024年に書いた記事の中で閲覧数の多かった記事を5本紹介します。

目次

2024年 人気記事 BEST5

2023年に投稿した中でアクセス数の多かった記事 BEST5の紹介です。

1位: 【アンケート結果】ロードバイクの所有フレームブランド調査 (56758view)

一番アクセスが多かったのは、アンケートの結果まとめ記事でした。

2024年8月、約300のロードバイクブランドを対象に、所有率を調査。3000人の方からご回答を頂きました。

「フレームブランドってこんなにあったの?」というのが正直な感想でした。そして選択肢として用意した300ブランドのうち、250ブランド以上に投票があったことも驚きです。多様化していますね。

1位に輝いたのはキャノンデール。2024年は「キャノンデール・ジャパン解散」という出来事もありましたが、その後インターテックによる取り扱いが決定。現在でも購入可能な状態となっています。

2位: TPUチューブの特徴と現状 (19963view)

2位は、TPUチューブの現状をまとめた記事でした。

2023年以前もTPUチューブは使われていましたが、今年は一気に浸透した年だったように思います。ContinentalやPanaracerと言った大手ブランドの参入もそれに拍車をかけました。

タイヤメーカー側はチューブレスへの比重を高めようとする一方、やはり一般ユーザーとしてはクリンチャーの支持が根強い。そんな中、軽量性を備えながらクリンチャー運用を維持できるTPUチューブは一つの福音として受け入れられた気がします。

選択肢は増えましたが、案外ブランドごとの品質差はあるので、良く見極めて購入する必要があると思います。

3位: Garmin「Forerunner 265S」ファーストインプレッション (15275view)

3位は、スマートウォッチの購入報告記事でした。

2022年にForerunner 255Sを購入してから約2年。バッテリーが劣化してきていたので後継機の「265S」を購入しました。

使い勝手は大きく変わっていませんが、有機ELになったことで画面常時表示(バックライトOFF)が出来なくなったことがちょっと残念ではあります。表示はきれいになったんですが。

スマートウォッチの記事はやはり需要が高いようで、書くと大抵アクセス上位に出てきます。そんなに書くネタがないのですが。

4位: 「Garminマウントはサイコン以外には不向き」という話 (13689view)

4位は、Garminマウントをライトの取り付けに使うことへの危険性を指摘したオピニオン記事です。

サイクルコンピューターを取り付けるために生まれた「Garminマウント」という規格。様々な場所で使われるようになった結果、破損事例が多く見られるようになりました。元々120g程度までの軽量なものを取り付けるための規格なのに、200g近いライトを取り付けていれば当然破損します。

この記事で言いたかったのは、「”付けられる”と”付けて問題が起こらない”は別の話である」ということです。

「スッキリ付けられる」気持ちよさは分かるのですが、マウントが破損すると高価なサイコンやライトも地面に落下して壊れます。まず、取付時に「これは本当に大丈夫なマウント方法か?」を考えるようにしてほしいと思います。

5位: フックレスリムのロードホイールを購入 (12316view)

5位は、ホイールの購入報告記事でした。

2020年頃から登場し始めた、ロード用のフックレスリム。低圧でも腰砕けしにくく、走行性能も高いフックレスを一度は試してみようと思い、購入しました。やはり私と同じくフックレスに興味がある方は多いようで、多く読まれたのではないかと思います。

2024年は400kmブルベに投入。北海道の荒れた路面でもスムーズに走ることが出来、効果は感じることが出来ました。ただし、前輪の感触があまり好みではなく最近は出番がありません。

個人的な推し記事

アクセスはそんなに多くなかったですが、個人的に読んで頂きたい記事を2本紹介。

ロードバイクにおける設計前提タイヤサイズの変化

今年は1月にGE-110を購入。「前のフレームで印象が良くなかった30Cタイヤを入れてみたら、一転して凄く印象が良かった」……という所から始まった調査記事です。同じタイヤのはずなのにまるで印象が変わった理由を分析しています。

数年前まで23Cが当たり前だったロードバイク。その後、25Cが当たり前になり、現在は28Cが主流です。これは単純な流行というだけではなく、実はフレーム側の設計も変化している(=太いタイヤを前提に作っている)のです。

この記事を書いた後に、数人のフレーム設計者の方と話す機会がありましたが、「フレーム設計はタイヤの太さから始まる」と口を揃えて仰っていました。

フレームには適したタイヤサイズの範囲があり、そこから外れるとチグハグな乗り味になります。まずは自分のフレームに適したタイヤサイズを計算してみてください。

国体王者が「東京~大阪」、橋本治氏のCONTRE LA MONTRE

1973年、当時の国体王者である橋本治さんが「東京→大阪」タイムトライアルにチャレンジ。当時の記録を2時間以上更新する20時間50分で完走されました。

是非お話を聞きたいと思っていましたが、なかなかツテがなくインタビュー出来ないまま7年が経過。しかし、2023年のPBPで知り合った方がたまたまお知り合いとのことでご紹介いただき、ようやく今年インタビューが実現しました。

今から50年以上前の熱い挑戦が目に浮かぶインタビューで、非常に印象に残っています。

まとめ

ブログをWordpressに移行して5年目が終わろうとしています。

今年書いた記事数は167本。2日に1回以上のペースは割っていますが、なかなか頑張りました。


2024年は自転車的には不本意な年ではありました。病気がちで、気持ちよく乗れた期間が短かったからです。

8月はマイコプラズマ、9-10月は溶連菌感染症、12月はインフルエンザと、1年の1/4くらいは「なんとなく体調が悪い」状態。大病はしていませんが、感染症に悩まされた1年でした。おかげで、今年の走行距離は9300km止まり。10000kmを割ったのは、自転車始めて初のことだと思います。

そんな中ではありましたが、ブルベではギリギリSRは継続。来年もSRが継続できる程度にはブルベをやろうと思っています。感染症に掛からないよう、コロナモード時くらい手洗い・うがいは徹底しようと思っています。


2024年ラストライドは、羽田の平和大鳥居までのライドでした。

さて、2025年は2本のカーボンホイールレビューの実施が決定しています。1月はElitewheels「Drive 40D」、2月は某社の某モデル。いずれも1ヶ月レンタルで使用し、徹底的に使用感を確かめます。ご期待ください。

著者情報

年齢: 40歳(執筆時)
身長: 176cm / 体重: 82kg
自転車歴: 2009年~
年間走行距離: 10000~15000km
ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤
普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)
私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。
# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。

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この記事を書いた人

ロングライド系自転車乗り。昔はキャノンボール等のファストラン中心、最近は主にブルベを走っています。PBPには2015・2019・2023年の3回参加。R5000表彰・R10000表彰を受賞。

趣味は自転車屋巡り・東京大阪TTの歴史研究・携帯ポンプ収集。

【長距離ファストラン履歴】
・大阪→東京: 23時間02分 (548km)
・東京→大阪: 23時間18分 (551km)
・TOT: 67時間38分 (1075km)
・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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